クリナップのキッチン“セントロ”について~クラフツマンデッキシンクや全面ステンレスキッチンの使用感~

 

家を建てるなら・・・キッチンをどうしようか?

画像を色々検索したり、ショールームを見に行ったりと楽しい時間を過ごすことになるかと思います。

ですが、一生に何度とない買い物になるのでなかなか決められない、夫婦で意見が合わないなど、大変な作業でもありますね。

今回は我が家が選んだクリナップの“セントロ”について、書いていこうと思います。

 

我が家は、家全般は設計から建具に至るまでプロである夫にほとんどお任せしていたので、

建築オンチな私ですが、キッチン選びは担当させてもらうことができました。

見た目のシンプルさや無機質感を求めていたので、

全面ステンレスキッチンがいい!厨房のような感じがいい!と漠然とイメージだけしていました。

 

ですが、意外にあっさりとショールームで一目惚れをしたクリナップの“セントロ”に決めることができました。

新しく出たということもありクラフツマンデッキシンクがカッコよすぎました。

クリナップさんから画像をお借りしました。

上から見るとさらにカッコいいのです。

しかし“セントロ”に決めるまでは早かったのですが、どの型にするか悩み始めました。

長く使うことを考えると、やはり気になるのはお手入れや使い勝手の部分ではないでしょうか?

クラフツマンデッキシンクはシンクの部分が一段上がっていてデザイン的には斬新だけど実際使用していくとなるとどうなんだろう?と考えました。

調理をしたり作業をする際にこの段差が気になったり、隙間に水や汚れが入ったりしないだろうか?

斬新なカッコよさに冒険したい気持ちと、もともとイメージしていたフラットな対面キッチンにしたい保守的な気持ちでしばらく悩みました。

当時、セラミックワークトップ(上の画像のワークトップの黒い部分)は新しく出たもので傷がつきにくく重厚感と高級感がありとても魅力的でしたが、ショールームでお話を伺ったり夫に相談しても、まさにこのカッコいい段差のお手入れと使い勝手への不安が払拭できず、後々イメージ通りにすればよかった・・・などと後悔したくないとの思いから、フラット対面キッチンにしました。

当時はフラット対面プランのワークトップはヘアラインしかなく、傷が目立ちやすいとのお話も伺っていましたが、長年抱いてきたキッチンのイメージに決めました。

現在は対面フラットプランも、ワークトップはヘアラインのみではないそうです。

これが我が家のキッチンです。

 

(ここでセントロとは関係のないお話なのですが・・・↑上の写真の右手前の冷蔵庫とカップボード等の面を揃え、少し手前にカップボード等を設置し、キッチンと冷蔵庫に一体感が生まれる様にこだわりました。このような小さなご希望もご相談下さい!)

 

そして、キッチン選びをしている方としては使用感が気になるところですよね。

約1年半使ってみての感想を書いていこうと思います。

 

実際にステンレスのキッチンを使ってみると、アドバイスをいただいていた通り、水滴をキレイに拭き取らなければ跡が残り、手垢も目立ちます。

我が家は全面ステンレスキッチンなので放っておいたら収納の扉等も子供の手垢が付いています。

ズボラなので毎日キッチンの全面を拭く事はしていませんが、数日に1回程度ガラスクリーナーで拭く事で、解消しています。

ワークトップに関しては1滴でも水滴を放置してしまうと乾いて跡になってしまうので要注意で、キッチン使用後には必ず拭き取る様にしています。

跡がついてしまった場合は研磨することになるので乱用はしたくありませんが激落ちくんでやさしく擦っています。

そして、傷に関しては【味】【我が家のキッチンの歴史】としてとらえることにしています。

そうです、傷はつきます!

この傷を味ととらえることができない方にはワークトップをヘアラインにするのは向いていないかと思います。

ある大工さんは、自分の家のキッチンを選ぶ前に我が家の傷ついたキッチンを見ていたので、ステンレスはカッコいいけどあんなに傷がつくなら・・・と選ばなかったそうです。

とは言っても、私個人の感想としては包丁などの収納部分が3段になっていたりと使い勝手が良く、汚れもサッと拭けて清潔で、料理をするのが楽しい大満足なキッチンです。

そして、水栓については夫の勧めでタッチレス水栓にしました。実は、誤作動などでお水が出っぱなしになったりしないだろうかと懸念していましたが、そのようなことは一度もなく、お料理の最中に手が汚れていても触れることなくお水を出すことができるのでとても便利です。

個人差はあると思いますが、ワークトップの高さも何度も悩み、自分の身長で推奨されている高さより5cm高く注文しましたがとても使いやすく満足しています。

 

そして今回は、当初悩んでいたクラフツマンデッキシンクの使用感も伺ってみました!

 

私がキッチンを選んでいたころは実際に使っている方のお話を伺うことができなかったのですが、密かに今も斬新なカッコよさが気になっているので、是非感想を聞いてみたい!と思っていました。

デザインはカッコイイけど、実際の使い勝手はどうなのかな?

まず、一段上がっているクラフツマンデッキシンクの段差に汚れがたまることがないのか?私が懸念していたことについては、汚れがたまるなどはありません☝とのことです。

むしろ段差があることによって、コンロとシンクがそれぞれちょうどいい高さになり使いやすいとのことでした。

そして、真ん中にある大型のサポートプレートが移動できるので作業スペースが広がり、使わない時はシンクが広く使えて便利なんだそうです。

たしかに夕飯作りの時には作業台として使い、夕食後は洗い物が出るのでシンクを広く使う、とても便利ですね。

そして、このシンク部分のステンレスはわざと細かい模様をステンレスに付けるバイブレーション仕上げが施されているため、手垢や傷がつかないそうです。

セラミック部分に関しても、ワインやコーヒーの頑固な汚れにも引っかき傷にも熱にも強いと言われていましたが、やはり傷も手垢も付きにくくお手入れも少なく済んでいるそうです。

そして、見た目にもとてもカッコイイ使用しているスタイリッシュ水栓については、取付当時には整流のみの吐水形態しかなく、水はねが結構してしまう時もあるそうです。なので、現在はシャワーに切り替えることができるものが出ているのでお値段は少し上がりますがそちらをオススメしたいです、とのことでした。

率直な感想を聞かせていただき、ありがとうございました💡✨

 

というわけで、今回はクリナップの“セントロ”の2種類のキッチンについて書いてみました。

クラフツマンデッキシンクは、見た目も使い勝手もいい!ということがわかってしまいましたが、

我が家のキッチンも最大のインテリアとして居てくれているので、これからも大切にしたいと思います!

 

少しでもキッチン選びをしている方の参考になれば幸いです。