写真:佐々木光夫

建築大工 佐々木光夫

一級技能士(建築大工)職業訓練指導員(建築)

1953年生まれ 長万部町出身 江別市在住

実家は長万部町の農家で、私は次男坊でした。20歳まで長万部にいましたが、親が大工になれと決めて、従兄弟が建設会社をやっていたのでそこに入りました。

 

当時の大工育成は、弟子入りして、親方の指示に従って仕事を覚えていく方法で、小遣い制で給料もありませんでした。大工仕事だけでなく土木工事や鉄筋工事、基礎や足場などいろんな仕事をやりました。住宅やお寺の工事が多かったです。以来50年以上大工をやっています。サラリーマンなら60歳くらいで定年かもしれませんが、身体がしっかりしているうちは現役でいられる大工の仕事は良い仕事だと思います。

 

弟子としての年季が明けても3年くらいは同じ会社にいましたが、その後江別に移りました。それから15年くらいの間で数社経験しましたが、会社が廃業することになって、当時から仕事で関わったりもしていた船木建設に移籍しました。

 

住宅会社によって家づくりのルールはさまざまです。船木建設は大工が多く、一度に7~8班を組んで、多くの現場を同時に動かせる施工力があります。大工として一人前になるには最低5年はかかりますが、若い大工見習いもみんなで教える意識があります。若く経験がなくても真面目だったら育ちます。仕事についてくるうちに技術も知識も身につくと思います。

 

森木健一社長は、学生の頃、アルバイトで現場に来ていましたし社長になる前からの長い付き合いです。考えが明確で決断力がある人だと思います。

 

船木建設の現場は、リフォームの現場の場合は特に、養生を大切にしています。ゴミやほこりで家を汚さない、家具などを傷つけない。新築の現場は、断熱気密をしっかりして家全体の換気をよくするエコブレスにも取り組んでいます。

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